ヒロクラテス式

ヒロクラテス式は、哲学者ヒロクラテスが日々浮かんでは消えていくよしなし事を気付きへと昇華するために綴った記録である

バカンスは終わった

この6ヶ月は、人生のバカンスだったな。

と、思う。

 

 

いま見たら、

最初の挨拶のノートが4月8日。

もうあの頃のことは、全然思い出せない。

 

バカンス中も、

いろんな事があって、

苦しかったことも沢山あった。

 

でも、それ以上に

楽しかったことがあった。

いつの間にか、

楽しいことに、楽しいって思えるようになった。

また、笑えるようになっていた。

 

 

長年、思い描いていたけど、

なかなか実現できなかったことを始められた。

全く思いもよらない、

夢のような出来事もあった。

 

そして、

やろうと思ってたけどできなかった。

そんなことも、いくつもあって、

ダメな自分を責めたりもしたけど、

それを少しは受け入れたり、

諦めたりすることができた。

 

仲間と接することで、

知らなかった自分のことを教えてもらえた。

得意なことも、苦手なことも。

人と違うことも多いけど、それでもいいということ。

色んな人がいて、役割があって、

それぞれが皆んな素晴らしいということ。

 

 

入学時に思い描いていたものとは、

卒業の今は、違っていたりもする。

 

 

変わったものもあれば、

変わらないものもある。

 

 

でも、この半年の経験は、

私の人生の見方を180度変えた。

 

キラキラと輝く、

最高の思い出を胸にしまって。

ぎゅーっと。握りしめる。

 

 

 

バカンスは終わった。

 

 

 

明日から、私は、また、はじめの一歩。

泣きながら、毎日死にたいと思いながら、

通勤していた会社に戻る。

 

でも、今度は自分で、選んだこと。

そして、またダメだったとしても、

まぁいっか。辞めてもなんとかなるな。

と思えるようになった。

 

 

少しずつ、焦らずに、

自分で自分を、最大限もてなしながら、

私は生きていく。

 

ここまで導いてくれた素晴らしい先生と、

バカンスを過ごしてくれた大切な仲間に感謝。

 

 

最高の思い出をありがとう。

 

2017.10.31